ストレス太りは食べ過ぎが原因なだけじゃなかった
ストレスが加わるとストレスホルモン(コルチゾール)というものが分泌されます。コルチゾールが慢性的に分泌過剰になると、動脈硬化を進行、骨粗しょう症を悪化、免疫力を低下させます。またコルチゾールは脳の海馬にダメージを与え、記憶力や認知機能を衰えさせます(神経年齢の老化)。
脂肪細胞にあるレセプターがコルチゾールの刺激を受けると、細胞が脂肪を溜め込むようになります。
従って同じ量の食事をしたとしても、イライラしている人の方が、リラックスしている人よりもぐんと太ってしまいます。こうして蓄積した脂肪が糖化のターゲットになり、炎症を広げ、メタボリックシンドロームの温床となるのです。
日々の生活で、ストレスのない方はいないと思います。
しかし、せっかくの食事で無駄に太るのももったいない。
食事の時間くらいは楽しく笑顔で食べましょう。