鍼灸指圧按摩マッサージ

指圧とは

日本独特の技法であって、あん摩・マッサージのように”もんだり””たたいたり”せず、手指や手掌で体表に「圧」を加える技法です。全身に定められたツボと呼ばれる点を身体に垂直に押圧しその圧反射により生体機能に作用させ、本来人間の身体に備わっている自然治癒力に働き働きかける日本独特の手技療法です。指圧を行うには国家資格であるあん摩マッサージ指圧師免許が必要です。

按摩とは

なでる、押す、揉む、叩くなどの手技を用い、生体の持つ恒常性維持機能を反応させて健康を増進させる手技療法です。西洋発祥のマッサージなどとともに手技療法の一種にあたりますが厳密には区別されています。衣服の上から遠心性(心臓に近い方から遠い方)に施術を行います。按摩を行うにはあん摩マッサージ指圧師国家資格者が必要です。

マッサージとは

マッサージはヨーロッパで生まれ、明治以降に日本に伝わりました。手を使って施術する手技で、皮膚に直接アプローチして、主として求心性(心臓に遠い方から近い方)の技法により血流の改善を行ないます。オイルやクリーム、パウダーを使うこともあります。

鍼灸とは

鍼灸は一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に金属の細い針を刺入したり艾(もぐさ)を置いて燃焼させたりなど、生体に刺激を加えることで元々身体に備わっている自然治癒力を高めてお身体を元気にする治療法です。

鍼施術は極めて細いステンレス製あるいは銀製の鍼(長さ約15mm~90mm、太さ直径約0.10mm~0.30mm)を用いて、身体に刺入します。鍼よりやや短くて、鍼管と呼ばれる金属もしくはプラスチック製のストロー状の管に鍼を挿入し、わずかに出た鍼の柄の部分を軽く叩くことにより鍼の刺入を容易にし、患者さんにほぼ痛みを感じさせることなく刺入できる日本独自の方法です。鎮痛や筋緊張緩和、血液循環改善などに効果のあることが証明されています。

灸施術は、昔から日本で盛んに行われてきた方法で、秀吉をはじめとする戦国武将たちが健康のために日頃から灸をすえていたことや、松尾芭蕉が奥の細道で三里のツボに灸をすえながら旅をしたことはとても有名です。しかしながら日本以外でこのような灸施術を行っている国は非常に限られています。免疫活性に非常に効果のあることが証明されています。

鍼灸の効果

肩コリ、腰痛、神経痛、関節痛などに適応いたしますが、鍼灸は多くのつらい症状や病気に効果が期待できます。
一般にはあまり知られていませんが、鍼灸には血液循環を良くしたり、免疫細胞の増加・活性化に作用があります。また、内臓の働きを調節する自律神経を整え、身体の持つ恒常性維持機能を高める働きもあるので、はじめは腰痛や肩コリで来院されていた方が、鍼灸治療を受けているうちに風邪を引きにくくなった、身体が軽い、体調が良い、よく眠れるようになった、食欲が出た、便通が良くなったなど体調の変化を実感され、症状がなくなってからも病気の予防、健康維持・増進を目的に、定期的にメンテナンス来ていただく患者さんがたくさんいらっしゃいます。

また近年、医療の分野ではEBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づいた医療)という新しい研究手法が取り入れられ、鍼灸の分野でもEBMの手法に則って研究が進められています。その中には、様々な症状・疾患に対して、鍼治療と西洋医学的治療の効果や有用性を比較した研究があります。特にドイツと米国では、緊張性頭痛・片頭痛・膝関節痛・腰痛の4つの疾患について、公的資金を使った大規模な比較研究が行われました。

その結果、片頭痛の有効性だけは鍼治療と最新の西洋医学的治療がほぼ同等でしたが、その他3疾患の有効性と、片頭痛を含む4疾患すべての安全性、経済性は鍼治療の方が優れているという結果が報告されました。その報告があって以降、ドイツ・米国では鍼治療に保険が適応されるようになりました。

治療道具紹介

EU-910

コンビネーション治療器・EU-910

(ハイボルテージ・マイクロカレント&超音波)
プロスポーツ選手のケアでも有名な器械です。

2種類の治療パターンを組み合わせて疼痛抑制や組織早期回復等、様々な症状に対応していきます。両方とも似ているようで似ていない。二つが相乗効果で治療をしてくれるのでより一層スピード感を持って治療ができます。

EU-910の詳細はこちら

筋膜リリース機器(medicell)

medicell

medicell

medicellの詳細はこちら

鍼電極低周波治療器

LFP-4000

鍼灸業界では定番の器械です。筋硬結や、疼痛部分に鍼を通じて通電することができます。
これにより筋肉を動かしてあげたり、神経の異常興奮を抑えたりすることができます。その他の電気器具では届かない深層筋の治療が必要な時には特に役に立つ治療器です。

箱灸

桝おんきゅう

もぐさを中に入れて使います。直接肌には当たらないので、じんわりと身体を温めてくれます。内側にはセラミックが張ってあるので、より一層の遠赤外線効果があります。

機能的にはもちろんですが、見た目も気に入っています。

以上のものを、症状、用途に分けて使用していきます

ご予約方法

戻る