足臨泣(あしりんきゅう)とは?

足臨泣は、足の少陽胆経に属し足の甲に位置しています。東洋医学において多くの症状に効果があるとされています。

場所と見つけ方

足臨泣は足の小指と薬指の骨の付け根にあります。骨と骨の間のくぼみに感じられ、押すと痛いため見つけやすいツボです。
足の甲をなぞり、指が止まる場所が足臨泣です。痛みを感じるくらいの力で押してみてください。


効果・効能

〇食べ過ぎ
胆嚢に作用し、胃酸の過剰分泌を抑え、胃を守る効果があります。食べ過ぎによる不快感の改善に役立ちます。
〇寝起き・目覚めが悪い
イライラを鎮め、質の良い睡眠をとりスッキリと目覚める効果が期待できます。
〇耳鳴り
耳の疾患に使われ、耳鳴りへの即効性を感じる人もいます。

押し方

足臨泣を押す際は、指圧や鍼灸で刺激することができます。痛気持ちいいと感じるくらいの力で、左右10回ずつ繰り返してみてください。
足臨泣は、日常の疲れを癒すためにも活用できるツボです。血流もよくなり、足もポカポカしてきますよ。