高電圧の電気を身体に流すことで治療効果を出す機器

周波数では低周波にあたる機器ですが、ハイボルト治療器の場合、電圧を高めることで深部の筋肉に対してもアプローチすることが可能です。
手技では届かない深層部の筋肉に対しても治療効果を出すことができます。

元々はヨーロッパなどで、ケガの回復期に実施されるリハビリや、スポーツ選手のコンディションの調整に使われていた電気刺激治療器で、正式名称はHigh Voltage Pulsed Current Therapy(高電圧パルス電流療法:HPCT)といいます。

一般的な低周波治療器(最大出力周波数200Hz程度)と比べて、当院の治療器は高い電圧(最大400Hz)使用できる医療機器です。これにより表層部の治療だけでなく、深部筋へのアプローチを可能にしています。

さらに、この治療器は100μs以下の短いパルス幅を用いています。
パルス幅の数字が少ないほど皮膚抵抗は少なく身体の奥に届きやすくなるという特性があるので、一般的な低周波治療器よりも皮膚抵抗が少ないので、電気刺激が苦手な方も治療が可能で関節や筋肉の痛みの緩和や血行促進、関節の可動域改善を目的に行われます。

痛みの緩和や可動域の改善に即効性があることも特徴の一つであり、アスリートのケアにも使用されています。