美容鍼のメリットとデメリット

美容鍼のメリット

1 皮膚の経皮吸収(物質が皮膚を透過して体内に吸収されること)が向上します。

 皮膚は通常外部からの刺激に耐えるため強固に保護されています。ですから美容液なども必要量を透過させるには相当の時間と量が必要です。しかし、美容鍼後は微細な傷が開いているので、皮膚からの経皮吸収が劇的に向上(通常時のおよそ10000倍)するといわれています。美容鍼後は、フェイスパックや美容液などを速やかに使用することにより、より一層の効果を実感していただけます。
ただし同時に自己治癒力も働いているので、美容鍼後あまり時間が経過してしまいますと、当然空いた穴は再びふさがってしまい皮膚バリアも回復します。(ふさがるまで2時間程度と言われます)

2 コラーゲン繊維の産生が誘発されます。

 コラーゲンとは、たんぱく質の一種で、人間の体を構成しているたんぱく質のおよそ30%がコラーゲンであるといわれています。真皮では70%以上をコラーゲンが占めていて、皮膚の強度や弾力を与えて、みずみずしい健康的な皮膚を保持する働きもあります。

体内のコラーゲンは加齢とともに減少していき、新しく産生する力も衰えていきます。体内のコラーゲンの減少は、皺やたるみの元となります。そのため、皮膚の中のコラーゲンの減少を防ぐことが美容分野の最大の課題の一つでした。食事としてコラーゲンを摂取しても普通の栄養としては効果がありますが、お顔のコラーゲンだけに効果を発揮することはないので無駄も多いです。

鍼の施術により線維芽細胞 ※1 を刺激し、針が皮膚の真皮層に刺入されると、「マイクロトラウマ(micro trauma)」といわれる微小外傷が生じます。マイクロトラウマは「創傷治癒反応(wound healing response)」と言われる生体反応を呼び起こし、創傷を修復するために多種多様な細胞が損傷を受けた局所に遊走します。この過程において、古くなり乱れたコラーゲンは破壊され、新しいコラーゲンが産生されます。新しいコラーゲン繊維へ入れ替わりが促進されていくため、肌状態のアップになります。

3 皮膚の再構築をして、薄くなった皮膚に厚みを与えることができます。

 皮膚の表面は角質層と言います。外的刺激からのバリアの役割があります。毎日剥がれ落ち(洗顔などでも)、垢となって体外に放出されていきます。この期間が2週間ほどかかり、世の中ではターンオーバーと呼ばれています。皮膚細胞は体内から皮膚表面に向かって順に「真皮→基底層→有棘層→顆粒層→角質層」となります。細胞が下から徐々に名称も変わりながらこの基底層から顆粒層まで上がってくるのに4週間。(私が14日から28日の周期で定期的に美容鍼灸をおススメする理由の一つです。)その上の角質層まで含めて入れ替わるのにトータル約6週間かかります。
この入れ替わりの乱れが肌全体のバランスを崩し、皮膚の厚さにばらつきを作ります。
美容鍼により代謝を整えていくことで肌全体の入れ替わりが整い、バランスの良い皮膚となるので適度な厚みを維持することができます。

※1(線維芽細胞はコラーゲン・エスラチン・ヒアルロン酸などを作り出す働きがあります。コラーゲン・エスラチンが古くなると皮膚は「ハリ・弾力」を失い、ヒアルロン酸が減少すると、皮膚内の水分が減少するため皮膚が緩み「シワ・タルミ」が生じます。)

美容鍼のデメリット

1 痛み

髪の毛より細い針を使用しますが、人によって感じ方はそれぞれ。神経が過敏になっているところは痛みを感じることもあります。皆様の感想では、「無痛」から「蚊に刺されるくらい」の範囲の痛みの感じ方と言われています。場所によっては何段階かに分けて鍼をしていく丁寧な施術を心がけていきます。

2 内出血

皮膚に傷をつける行為であるので、内出血リスクはゼロではありません。特に浮腫みや硬結が強い方に起こりやすいです。
万が一の出血時には丁寧に止血作業をいたします。ほとんどの方の出血後は残りませんが、まれに1週間程度残る内出血跡ができる場合があります。お灸などを追加して血行改善をして吸収を促す施術を追加する場合もあります。
可能性がゼロではないということはご了承ください。

また、血液凝固抑制剤などを服用されている方はリスクが上がりますので、問診時にご相談ください。

まずはご相談からでも大丈夫です

美容鍼の空き枠の確認はこちらから

LINEからお問い合わせいただくと、よりスムーズです。