麦茶の効能

どのような効果があるのか調べてみました

1麦茶は本当にカフェイン0
茶葉が原料の紅茶、緑茶、烏龍茶にはカフェインが含まれますが、大麦やハト麦が原料の麦茶はカフェイン0。妊娠中の方、小さなお子様も安心。
※ただし、小麦アレルギーがある方は分子構造がグルテンと似ているため注意が必要なようです。心配な方は医師に相談してから飲むことをオススメします。

2 ビタミンB2・GABA・カリウム・マグネシウムが豊富
〇ビタミンB2
エネルギー代謝(食べたものを体内で使える形に変換する)や、体内にある様々な物質が化学反応を行う際に使用されています。
ほとんどの栄養素の代謝に関わるとされているビタミンで、ひとの成長には欠かせない、非常に重要な栄養素です。
特に脂質を代謝する働き(ダイエット!!)や、皮膚や粘膜の保護(傷からの回復!!)といった働きが有名です。様々な病気の原因となる過酸化脂質の抑制効果も期待できます。
〇GABA
血圧を下げる効果があります。神経をしずめる効果がありますので、不眠症やストレスの解消にも効きます。
〇カリウム
利尿作用があり、体内の余分な水分を出すのでむくみの改善になるほか、摂りすぎた塩分の対外排出も促します。
また尿と一緒に体内の熱を外に出すので熱中症予防にも効果的。
〇マグネシウム
激しい運動や強い精神的ストレスで消耗するため、現代のストレス社会では慢性的に不足しているミネラルです。
足が攣るときの原因としてよく言われるのが水分不足とミネラル不足です。

3 麦茶の香ばしい香りの成分は血液をサラサラに
血液がドロドロの状態が続くと、心疾患や脳血管疾患などの病気の一因になるだけでなく、肌が乾燥してくすみの原因になるなど、美容にも影響が出てきます。乳酸の分解を促進する力もあるので、疲労回復にも効果があります。

身体に良い麦茶の飲み方
(1)麦茶を冷やす過ぎないこと
(2)常温で、できれば温かい方が効能を発揮しやすい
(3)一気に飲まず、ゆっくりと飲む
(4)食前・食後、空腹時に飲む。食事中は飲まない。

注意点

麦茶は日持ちが悪いです。
麦茶の原料は焙煎した大麦です。
大麦にはデンプン質、糖質、タンパク質が含まれており、これらが焙煎で加熱されることで麦茶独特の香ばしい風味が生まれます。
その半面、デンプン質が麦茶に溶け出すことから、雑菌が繁殖し、傷みやすいという特徴があります。
これはお茶の中でも特に麦茶に顕著で、理由は緑茶や烏龍茶は抗菌作用の働きがあるとされるカテキンを含みますが、麦茶にはカテキンがほとんど含まれていないからです。

総合的に健康促進のためにも、美容や疲労回復にも麦茶はおすすめです。

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