周波数の違い

電気は「直流」と「交流」の2つがあります。
交流では、電気のプラスとマイナスが目まぐるしく入れ替わっています。
この電気が大きくなったり小さくなったりする様子が波に例えられ周波数と呼ばれています。
「周波数」とは、1秒間に繰り返される波の数のことで、ヘルツ(Hz)という単位で表されます。
たとえば、60Hzであれば、プラスとマイナスの波が1秒間に60回繰り返されるということです。
1〜1,200Hzと低いものを低周波
10,000Hz以上の高いものを高周波といい、20,000Hzを超えるものを超音波といいます。

周波数で動く筋肉が変わる

低周波 0.1Hz〜1,000Hzを使うと表層の筋肉
中周波 1,000Hz〜10,000Hzを使うと中間層の筋肉から浅い所にあるインナーマッスル
このように周波数が高くなると深層に届くようになりますが、波が細かくなるために筋肉の収縮を感じづらくなります。
それにより、医療機器でも中周波までのEMS機が多いです。
ちなみにsixpadは20Hzです。(https://www.mtgec.jp/wellness/sixpad/products/powersuit/corebelt.html) 

なお、出力が弱い機器では皮下脂肪が分厚いと、表層筋にすら低周波が到達しない可能性もあります。
お手軽な機械に多いのでお気を付けください。(値段に比例していることが多いです)

当院の治療器は
400Hzまでの治療器と、5,000Hzまでの治療器をご用意しています。
400Hzの治療器には急性期治療によいとされる超音波波形(1,000,000Hzから3,000,000Hz)を組み合わせることできます。超音波で血流改善・鎮痛作用などを行い、さらに低周波治療を「急性の痛み(高い周波数)」「慢性的な痛み(低い周波数)」で使い分けることにより効果の高い治療を目指しています。
久々の運動の前、運動後の筋疲労の早期回復。使用用途は様々です。
日々のケアを大切にして、快適な毎日を過ごしましょう

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