ハイボルト療法とEMS ― からだの深部に働きかける電気治療

当院では、手技では届きにくい体の深層にやさしく、そして的確にアプローチできる「ハイボルト療法」や「EMS」を取り入れています。
どちらも電気の力を使った施術法ですが、それぞれに異なる特徴と目的があります。

ハイボルト療法

「High Voltage Pulsed Current Therapy(高電圧パルス電流療法)」の略で、高電圧の電気刺激を用いて、筋肉や神経の奥深くまで働きかける治療法です。
もともとはヨーロッパでスポーツ選手のケアやリハビリに用いられてきた歴史ある技術で、痛みの緩和・血流促進・関節可動域の改善など、即効性が高いことが特長です。

特にギックリ腰や寝違え、捻挫など、急性の症状に対して速やかに効果を発揮するケースが多く、「とにかく今の痛みをなんとかしたい」という方におすすめです。
高電圧でも皮膚への刺激は少なく、電気刺激が苦手な方でも安心して受けていただけます。

EMS(Electrical Muscle Stimulation)

電気刺激によって筋肉を意図的に動かすトレーニング法です。
深層筋(インナーマッスル)にまでしっかりと届く高周波の刺激で、身体を支える筋肉を鍛え、歪みや姿勢の崩れを根本からサポートします。
整体や矯正後の維持にも効果的で、再発防止の観点からも注目されています。

どちらの機器も、周波数や刺激の質に違いがあり、症状や目的に合わせて使い分けることが大切です。
当院では、施術前にお体の状態をしっかりと確認し、ハイボルトとEMSを効果的に組み合わせながら、根本改善を目指します。

「最近、疲れが取れにくい」「痛みがなかなか引かない」「姿勢が気になる」そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのお体に合ったケアをご提案いたします。

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