ビタミンE

さまざまな食品に含まれる「ビタミンE」
ビタミンEは細胞膜に存在し、健康維持を助けます。
さまざまな食品に含まれているため、極端に偏った食生活をしていない限り、不足することはほとんどないといわれています。
日本人の食事摂取基準の値と比べると、標準的な食事をしていれば目安量を満たしているようです。
血管を健康に保つほか、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防いだりする作用もあることが知られています。
また、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果があります。
ビタミンEは体内に蓄積しにくいために、通常の食事で過剰症がみられることはほとんどありませんが、サプリメントなどで極端に過剰摂取した場合は、健康障害がみられる可能性は否定できません。なんでも適量ですね。

食品
〇動物性食品
うなぎの蒲焼き、卵
〇植物性
南瓜、アーモンド、キウイ、アボカド

欠乏すると

ビタミンEが不足すると、神経や筋障害の症状がみられることがあります。
そのため、血行も悪くなり、冷え性や頭痛、肩こりなどを起こしやすくなります。
また、抗酸化力が低下するため、肌を紫外線などの刺激から守りにくくなり、シミやシワができやすくなります。
また、血液中のコレステロールも酸化しやすくなるため、これが血管壁に入り込んで溜まり動脈硬化の原因につながります。

過剰になると

実際には、摂取量の3分の2が便として排出されるため、脂溶性ビタミンの中では比較的体内に蓄積されにくく、通常の食事の範囲では過剰症はほとんど起こりません。
しかし、2012年9月7日の慶応大学病院の竹田先生のラットを使った実験ですが、「ビタミンEは破骨細胞を巨大化することで骨の吸収を促進すること、ビタミンEの摂取量が多いと骨粗鬆症を引き起こす可能性があることがわかりました。」という記述がありました。
では、ヒトにおいてもビタミンEの摂取で骨粗鬆症が発症するのでしょうか。
我々の実験ではラット一匹当たり、一日10mgのビタミンEを投与しました。ラットの体重は約500gですから、これは体重50kgのヒトでは、一日あたり1000mgのビタミンEを摂取することに相応します。
我が国において、成人男性におけるビタミンE摂取上限量は900mgと規定されていますが、海外で販売されているサプリメントの中には1000mgのビタミンEを含有する物もあります。
したがって、一部のサプリメントなどの摂取で骨粗鬆症を発症する可能性も否定はできません。
とも記述されています。

同じ食品を食べ続けず、幅広い食品を摂取することも大切ということですね。

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