ビタミンB6

エネルギー産生栄養素の代謝に関わる「ビタミンB6」

ビタミンB6は、体内でタンパク質、アミノ酸代謝に深く関わるほか、赤血球のヘモグロビンの合成や免疫機能の正常な働き、皮膚の抵抗力を保つためにも必要です。
また、タンパク質の分解を助けるため、摂取量が多い人ほど、ビタミンB6の必要量も多くなります。
関節リウマチ・クローン病・潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患の人では、ビタミンB6濃度が低下しやすいといわれています。
肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎ、肝脂肪の予防にも効果を発揮します。

女性にありがたい栄養素
ビタミンB6は、エストロゲンの代謝に関わります。
ホルモンのバランスを整える働きがあるのです。
赤血球の合成にも役立つため、月経前症候群 (PMS)の症状をやわらげる働きがあるといわれています。
また、妊娠するとタンパク質代謝が促進され、ビタミンB6が欠乏することでつわりが誘発されるという説から「ビタミンB6を補うとつわりが軽減される」という研究もあり、注目されています。
米国産科婦人科学会では、1回10~25mgのビタミンB6を一日3、4回投与する単剤療法を推奨しています。

ただし、ビタミンB6をサプリメントなどで摂取しようと考える場合には、過剰摂取などのおそれもあるため、あらかじめ主治医に相談しましょう。

食品
〇動物性食品
豚ヒレ肉、ビンナガマグロ(通称:ビンチョウマグロ)かつお、まぐろの赤身、牛肉、鶏肉、豚肉、卵、牛乳
〇植物性食品
バナナ、玄米、サツマイモ、赤ピーマン、ししとう
〇穀類
玄米、とうもろこし
野菜や果物には含まれていないようですね

欠乏すると

けいれんやむくみ、湿疹、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、 貧血、うつ状態、麻痺性発作、聴覚過敏、脳波異常、免疫力低下などが起こる可能性があります。
抗生物質を長期間使用した場合は注意が必要なようです。

過剰になると

通常の食事からでは特に心配ないようですが、サプリメントなどで一度に大量摂取すると、抹消感覚神経炎、知覚神経障害、シュウ酸腎臓結石などのリスクがあるので気をつけましょう。

ビタミンB6が働くときにはビタミンB2が必要になるため、合わせて摂るようにすると効果的でしょう。

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