肩こりとは
肩の周りの筋肉が疲労して凝り固まった状態をいいます。肩や首は、3~4キロもある重い頭を支えるだけではなく、様々な動きをする両手の動きの支点となる重要な部位でもあります。
肩こりでお悩みの方の数は、在宅勤務の影響もあり増加傾向にあります。一種の職業病ともいわれています。パソコン業務が多くなり、眼精疲労や猫背、ストレートネックなどの悪い姿勢から肩こり症状が発生する機会が多くなっているためだと考えられます。
肩こりの原因のほとんどが日常の生活習慣に密接にかかわっており、偏った姿勢や肩の筋肉の緊張が続くことで、血流不良となり疲労物質が蓄積され、コリや痛みが発生します。
【日常生活の中の肩こりの原因】
●ストレスや緊張
●エアコンの風が直接当たる
●運動不足による筋肉量の低下
●過労・睡眠不足
●悪い姿勢や長時間同じ姿勢をとり続ける
●かばんをいつも同じ方の肩にかけている
肩こりを慢性化させないためにも、毎日の習慣やくせを見直してみましょう。
いつの間にか「肩こり」に・・・
肩こりの状態が日常的になってしまっていて「肩こりに気づいていない方」がいらっしゃいます。それは、肩こりの状態が通常となってしまっているのです。
当院に来て腕を上げたり、首を動かしたりという検査をした時に、患者様がご自身で確認して「肩が上がっていない!」「上を向けていなかった!!」と気づくことも多いです。
そのような状態となってしまい、放置してしまっていると・・・「頭痛」や「吐き気」などの別の症状を引き起こしてしまうことがあります。
下記チェックをしてみて、当てはまるようであれば肩こりの可能性があります。セルフケアの範囲を超えたと思ったら、freshgreenで安心の国家資格者による整体やストレッチなどを受けて、早期改善をしていきましょう。
セルフチェック
●首を横にしっかり倒せますか?
(正面を基準に左右に50度倒せるのが正常です)
首を左右に倒してみた時に、「痛み」を感じずしっかりと倒すことができますか?倒した時に逆に肩が上がって迎えに行っていませんか?
肩が上がらずに耳と肩の距離がこぶし一個分程度まで首だけ倒せているのが理想です。倒せない場合やいたみを伴う場合は、筋肉や関節にトラブルが起こっている可能性があります。
●背中で両手を触ることができますか?
片手を上からもう片手を下から回し、背中の中心で触れることが出来ますか?猫背・巻き肩・反り腰などで着かなくなります。片方だけ着く人は多いですが、歪みがあるとも言えます。
触れなければ、肩甲骨の周りや腕、首、肩の筋肉が固まり、疲労が蓄積されていたり、運動不足などで悪い状態になっている可能性があります。
●首をふって左右見渡せますか?
(正面を基準に左右ともに首の骨だけで60度可動するのが正常です)
首を回したときに、肩と同じラインまで回せますか?鼻と肩が同じラインまで回らない場合は首の後ろの筋肉が硬くなり首と肩の骨の可動域が狭くなって肩こりになっている可能性があります。
●上を向けますか?
(正面を基準に50度倒せるのが正常です)
上を向いたときに実は腰や背中から反っていませんか?猫背、ストレートネックが強いと首の骨の位置がおかしくなっているので、正しく上を向くことができなくなっている可能性があります。
肩の痛みは加齢による衰えが原因のことも・・
肩の痛みは、筋肉が疲労・緊張することで痛みを感じる「肩こり」だけが原因とは限りません。加齢により血液の循環が悪化したり、肩周辺の組織・筋肉・関節が変化することで炎症を起こし、重だるさよりも痛みを感じている場合もあります。
毎日お忙しいと思いますが、身体を快適な状態にしていくことで一日の作業効率も上がるので、よりよい生活が送れると思います。
お身体を見直して、私と一緒に根本から改善していきましょう。
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代表 雄倉 俊行