いまさら聞けないマスクのあれこれ2

マスクの品質(パッケージなどに書いてある表示)

★PFE(Particle Filtration Efficiency):微粒子捕集(ろ過)効率試験

試験粒子はポリスチレン粒子(約0.1㎛)で、PM2.5対策用の性能指標です。

★BFE(Bacterial Filtration Efficiency):バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験

試験粒子は 黄色ブドウ球菌の懸濁けんだく液えき(約3㎛)で、かぜ対策用の性能指標です。

★VFE(Viral Filtration Efficiency):ウイルス飛沫捕集(ろ過)効率試験

試験粒子はバクテリアオファージ(約1.7㎛)で、ウイルス対策用の性能指標です

※ちなみに花粉対策用のマスクは花粉の大きさを想定した約30㎛の粒子の捕集(ろ過)効率をみています。

だから、PM2.5、バクテリア飛沫、ウイルス飛沫と比べ非常に大きい粒子の捕集性能しか評価していないということになります。

よって、これらの対策向きではないことがおわかりいただけると思います。

でも殆どの方々が花粉用マスクを使っていると思います。

布製のマスクは一般的にPFEなどの表記がないものが多いですが、その理由としては、大半の布製マスクは、ウイルスや細菌を透過させてしまう繊維密度のため、バリア性能をうたえない商品が多いためです。

最近は、布製マスクでも不織布製等の高性能フィルターを装着し、捕集性能を付与させた製品もありますが、不織布製マスク、布製マスクともに使用目的に応じたBFE値、VFE値がきちんと記載されているかチェックしましょう。

厚生労働省は布製マスクには以下のような効果があるとしています。

①せきやくしゃみなどの飛散を防ぐ効果があることや、手指を口や鼻に触れるのを防ぐことから、感染拡大を防止する効果。

②マスクの着用により、喉・鼻などの呼吸器を湿潤させることで風邪等に罹患しにくくなる効果。

③洗濯することで繰り返し利用することができるため、店頭でマスクが手に入らないことに対する国民の皆様の不安の解消や、増加しているマスク需要の抑制により、医療機関や高齢者施設などマスクの着用が不可欠な方々にしっかり必要な量を届けるという効果。

マスクを購入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、マスクをつける生活で増えてきた患者様

マスクの中でしか口を動かさないので、口の周りの筋肉が劣化して口の周りの皺が増えてしまった。

頭痛が増えた→原因は実はマスク。

今までになく長い時間マスクをつける生活を強いられているため、今までにない原因からのお問合せも多くなっています。なんだかわからない不定愁訴が実はマスクが原因だということも。

是非一度、都立大学の鍼灸・整体 freshgreenにご相談ください。

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