聴覚と平衡感覚の聴神経(内耳神経)

内耳神経は、前庭蝸牛神経、聴神経とも呼ばれています。
聴覚と平衡感覚に関係しています。

自分で考える前に自動で身体の傾きを補正する微調整をしてくれています。
頭が動いたときに眼球を反対方向に動かして、視線が同じ物に向いていられるようにする役割があります。

難聴は内耳神経(蝸牛神経)の異常による場合があります。この時、高い音が聞こえにくくなることが多いです。外耳道に耳垢が詰まったり、中耳に異常があって音が蝸牛まで伝わっていない場合は、低い音が聞こえにくくなる場合が多いです。色んな事が難聴の原因になりえます。高齢者の難聴は、多くの場合加齢にともなう老人性難聴です。聴力の回復は困難なので検査を行って、補聴器の装着となっていきます。
耳鳴りで内耳神経(蝸牛神経)に原因がある場合、高い音のことが多いです。一方、音を伝える機構に原因がある場合は低い音のことが多いです。

内耳には外リンパと内リンパという水がありますが、内リンパが増えすぎる状態を内リンパ水腫といっています。メニエール病の特徴は内リン
パ水腫といわれており難聴、めまい、耳鳴などをおこします。最近になってMRIで内リンパ水腫は予想以上に多いことがわかってきました。内リンパ水腫では内耳の水の流れが悪くなっているのですが、その原因として内耳の血の流れが悪くなっているのではないかと考えられています。
漢方では、足のむくみも含め、体のどこに水がたまっても水の流れをよくするため共通の薬が用いられる様です。五苓散など苓がつく漢方薬には水の流れをよくする作用があります。メニエール病は、内耳に水が溜る病気ですが、目の水の流れが悪くなる病気に緑内障があります。脳脊髄液の流れが悪くなるのが水頭症です。メニエール病と緑内障は合併する例が多くこれら水が溜る病気には、共通性があるとのことです。

ストレスを溜め込むと、自律神経を疲れさせて身体が必要以上に緊張して血行不良。回復力が落ちるので、疲れも溜まり免疫力低下もおこります。忙しいと思いますが、自分のメンテナンスの時間を作るのも大事だと思います。
ストレスの原因を人に話して吐き出すだけでも軽減されますよ。

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