ミネラル 亜鉛

亜鉛は体内で作ることができないミネラルです。
体内に約2~4g存在し、歯、骨、肝臓、腎臓、筋肉に多く含まれます。
200種以上の酵素の構成や酵素反応の活性化、ホルモンの合成や分泌の調整、DNA合成、タンパク質合成、免疫反応の調節などに作用し、身体の成長と維持に必要な栄養素です。
また、味覚に関わる細胞をつくる働きもあるので、食べ物をおいしいと感じるのに欠かせません。
亜鉛はクエン酸やビタミンC、動物性タンパク質と一緒に摂ることで摂取効率が上昇するとされています。
一方で、植物性食品に含まれる食物繊維やフィチン酸、加工食品に多く含まれるポリリン酸(ハム、ソーセージなど)は亜鉛の吸収を妨げることがあるので注意が必要です。
また、アルコールによって亜鉛の排泄量が増加するため、飲酒量が多い人は気をつけましょう。
通常の食事による、亜鉛の過剰摂取の可能性は低いです。

亜鉛が不足すると、たんぱく質やDNAの合成がうまく行えなくなり、成長障害が起こります。
また、亜鉛は味を感じる味蕾細胞の産生に必須であるため、亜鉛不足になると味を感じにくくなる味覚障害になる可能性があります。
亜鉛不足によるほかの症状として、貧血、食欲不振、皮膚炎、生殖機能の低下、慢性下痢、脱毛、免疫力低下、低アルブミン血症、神経感覚障害、認知機能障害などのさまざまな症状が現れます。

過剰摂取した場合、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃痙攣、下痢および頭痛などの徴候がみられます。
長期にわたり亜鉛を過剰摂取すると、銅の減少、免疫の低下、善玉コレステロールの減少などの問題が生じる場合があります。

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