また、注意点もあるので覚えておきましょう！

入浴で得られる効果

・汗や汚れ、持ち込んだアレルギー物質などを落とし清潔を保つ
・血行を良くし筋肉の緊張を緩和する
・新陳代謝を良くする
・身体的、精神的なリラックスを得られる
・水中で浮力が生まれ関節の負担が軽減する

効果を活かすために浴室の環境を整えましょう

①浴室の温度を適正に（特に冬場）
脱衣所、浴室ともに２４度前後まで事前に温めておきましょう
ヒートショックによる事故を防げます。

※ヒートショックとは、温度差によって血圧の急激な変動を起こすことを言います。
心疾患や脳血管障害を引き起こし、入浴中の溺死や突然死の原因となります。

②お湯の温度を中温に
３８度から４１度を中温といいます。
この温度では
自律神経→副交感神経が刺激される
血圧→下降する
筋肉→弛緩する
胃腸の動き→活発になる
精神→リラックスする

注意
４２度以上を高温浴といいます

この温度では
自律神経→交感神経が刺激される
血圧→上昇する
筋肉→緊張する
胃腸の動き→抑制される
精神→緊張する

中温での入浴を心がけることで、副交感神経が刺激され、リラクゼーション効果が高まります。
また、入浴時には身体の水分を失いやすいので、水分補給をしてからの入浴が望ましいです。

お風呂から出るときには血圧の動きが大きくなります。
一気に立ち上がったりせず、落ち着いて動きましょう。